2017年9月17日日曜日

【J2、TV観戦】 2017/09/17 第33節 ツェーゲン金沢 対 名古屋グランパス

今日の試合、一番気になったのは、名古屋の攻撃の際に中盤がスカスカな場面が前半からしばしばあった事です。

相手DFラインに3人の選手達がくっつきっぱなしでは、連携のための人数が足りません。(´・ω・`)




裏抜け狙い?


今日の試合(特に前半)では、名古屋がボールを保持している際に金沢が名古屋のゴール前まで追っかけてくるので、中盤に割りとスペースがありました。

このスペースの意味するところは、名古屋のDFはゴール前にいて、名古屋のDFは相手DFラインにひっついてボールを待っているばかりで、中盤の選手が孤立しボールがスムーズに進まない、という事です。

もちろん、その後DF陣が上がってきて、金沢陣内に人数をかけて攻め込む訳ですが、名古屋の攻撃のチャンスが結構潰れていたように思います。

ここら辺、シモビッチ選手がいる時と対照的で、シモビッチ選手の場合はしばしば相手DFラインから離れて、ワンツーの壁役をこなし、ボールを進めてから再度相手DFラインに向かう動きが記憶に残っています。

今日の前線の3人は、佐藤選手と永井選手、それに杉森選手でしょうか?少なくても一人は相手DFラインから離れて、連携のために動くべきだったと思います。


裏抜けと名古屋の得点


今日の試合、ターゲットになるシモビッチ選手が先発ではなかったので、3人のFWが裏抜けを狙う戦術を採用していたのかもしれません。

ただ、なんかどうも、名古屋のFWが裏抜けを狙う試合では大量得点が期待できない印象です。

7月の山形戦、押谷選手のヘディングで1-0で勝った試合が、FWが裏抜けを狙った試合の成功例ですが、名古屋の今の守備を考えると1-0での勝利は分が悪いでしょう。

私の意見としては、裏抜けは諦めて(メインの戦術にはせずに)、シモビッチ選手がおらずとも連携でゴール前の守備を崩す方向で、残りの試合をこなして欲しいと思います。



今日の試合、全部ダメダメだった訳ではなく、秋山選手のシュートは目が覚める思いでしたし、青木選手のシュートも惜しかったです。

「オオッ」と唸るようなゴール前の縦の連携もありましたが、この連携の数が少なかったと思います。

なんか、最近の試合、ボールホルダーの周囲での選手達の動きが少ないですよね?

金沢の3点目には、正直ガクッときました(´;ω;`)


残り9試合、1位湘南と勝点17点差、2位長崎と勝点6差です。

現状2位狙いですが、次節は東京V戦、さらには長崎湘南との対戦が残っており、他も簡単な試合ではありません。

名古屋が自分達のスタイルを貫いて、選手達が気迫を見せてくれる事を願っています。

金沢まで応援に行かれた皆さん、どうぞお帰りはお気をつけて。



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